前回のブログに書いた内容で、

中古車販売店でなくとも、オークションの会員になれる
と、書いたことに、
「そんなことない!」って、つっこみ入れる人がいるかもしれないので、
補足説明を、させてもらいます。

先日、知り合いで、オークション会社の会員になりたい人がいまして・・・

以前は某ディーラーで、新車のセールスをしてたのですが、

今は、ディーラーを辞めて、
ブローカー&自動車保険(損保)の代理店を自宅で営んでいます。

今までの仕入れはは、仲の良い同級生が中古車店を経営していたので、
その人に頼んで、オークションから車を仕入れてもらっていました。

ディーラーを辞めてから一年以上たっているのですが、
今まで頼んでいた、同級生が、中古車屋を廃業してしまったので、

今度は、自分で仕入れる必要にせまられ、
会員にならなければならなくなりました。


彼の、メインの収入は、損害保険の方で、
普通の建売の一軒屋で営業していて、自動車販売の店舗を持っていません。

オークション会社に申し込んだところ、
申込書に展示場の写真を付ける様に言われて・・・

慌てて、自宅の駐車場に、
自分と家族の車と、親戚や友達の車なんかを借りてきて、
プライスカードも、これまた知り合いの自動車屋から借りてきて・・

中古車屋の展示場っぽくして、写真を撮っていました。

車体の前半分ほどが、道路にはみ出ていて、
撮った本人も大笑いしていましたが、
その写真で、めでたくオークションに入会する事が出来ました。

オークション会社も、名目が欲しいだけで、
即席の展示場なのは百も承知です。

この例をみても、極端な話、自動車屋じゃなくても、
「入会は可能だ」ということで、

趣味で入る人はいないと思うので
(毎月会費も取られるし・・)
自動車を商売で売りたい人しか入会は申し込まないでしょう。

さて、前回予告しました走行距離の話に入ることにします。

中古車を購入してからのトラブル(購入者がだまされる)の、
横綱と言えるのが、走行距離メーターの改ざんでしょう。

今でこそ、詐欺に問われますが、以前は甘いものでした。

オークションから購入した車の走行距離が改ざんされているのを、
証拠をつかんでオークション会場にクレームを入れて・・・

確かな確認を取れた場合でも
オークションの中でのペナルティー(罰金)は、
(警察に捕まる訳ではありません、落札者に払うお詫び的なものです)

改ざんした距離1kmあたり、1円だったのです
(それ以前は、ペナルティーにもならない時代もありました)

5万kmもごまかしても、たった5万円で済んだのです。
本当は12万kmなのに、7万kmに改ざんしても、
5万円払えば良いことになります。

12万kmの車と7万kmの車では、
仕入れの時点でも5万円より、ほるか遠い差額を出さないと仕入れられないのは、
シロウトの方でも、容易に想像がつくと思います。
(悪い業者がオークションに集まりだした頃のお話です。)

さて今では、パソコンを使って、
ネットでオークション出品車を検索して、
現車を見ないで仕入れする業者もたくさん増えました。

以前は、オークションの仕入れのリストなど、
前記の様に100パーセント信用できる物ではないし、

インターネットも普及しておらず、
前日に出品車のデーターなど見れなかったので、
良い業者は必ず現車を見て仕入れていました。

メーター戻しがされていないか?
細かく確認して仕入れていましたが・・・

それでも、落札してから何日かしてから、
距離改ざんを発見する事もありました。

苦い経験を何度もすると・・・
だまされない様に、見るべきポイントが分かって来る様になりました。

もっとも・・・
当時も会場で渡される、出品リストの表だけ見て、
面倒くさがって、現車を見ないで買っている業者もいましたし、

現車をみても、勉強する気がない人などは、
間違ってなんども不具合のある車を落札している事も度々見かけました。

当時は 仕入れは自己責任!

もちろんクレーム受付期間もありますが、
今よりも期間が短く、
今ではクレームになる事が、
当時はクレームにならない

事もたくさんありました。

プロでなければ、良い車はオークションからは仕入れられませんでした。

今でも、本当のプロ中のプロは、
良いものを仕入れていますが、

良いものは落札したい人が重なることが多く・・・
値段が上がってしまう傾向にあります。

そこで、悪い業者は、お客さんからの注文で仕入れる時など、
お客さんから言われている条件で、

車種やグレードの条件はごまかせないので、

走行距離をごまかすのに手を染めてしまうのです


もちろん、仕入れも安く上がり、利益も多く取れますし・・・・・

お客さんは、もちろん安くて良い物を希望しますから・・・

悪い業者には、条件が厳しいでしょう・・・

私たち(前記でプロと表記)は、
色々見れば高い確率でメーター改ざん車は分かりますが、

シロウトの方が判別するのには、少々お勉強が必要です。

今は、走行距離のメーターが、
デジタル表記になって距離は戻せないのでは・・・と、思っている方!

私の会社にもFAXで

「メーター修理します」
という名目で、

(実質は)走行距離を戻す、業者の案内がしょっちゅう届きます

デジタルメーターなど部分的に点灯しなくなった部分を修理します。
という事ですが、

修理業者に悪意はなくても、
こちらからメーター修理を頼むときに、
「走行距離の表示が壊れています、9万kmになっていますが、
実際は6万kmです。修理してください」

と、依頼すれば、

9万kmのメーターが6万kmに修理(??)

されて、戻ってきます。

これを、取り付ければ9万kmの車が6万kmに変身しました。

もっと簡単なのは、中古パーツ屋さんから
同じ車種の走行の少ないメーターを仕入れて付け替えれば、
一丁あがりです。

もっと、別な方法もありますが、方法についてはこれくらいにして・・・・

本当は、近い地域の同業者ならば、
どこの業者が距離を戻しているかは、だいたい分かっていると思います

お客さんには、よほど親しくならないと教えてはくれません。
逆恨みされると面倒だからです。

なんで?分かるかというと、
同じオークションから仕入れている会社ならば、簡単です。

その会社がオークションで仕入れた車が、
実際、店頭に並んだ時の表示を見れば分かってしまいます。

オークションで落札したときの距離と、
店頭に飾ってあるときの距離が違えばすぐに分かりますよね。

わざわざ、店頭に行かなくても、
情報誌に在庫車が載っていれば、もっと簡単ですよね。

以前、常に3万kmくらい戻している会社の社長さんが、
10万km戻している会社を批判しているのを聞きました。
後に記事にしました。↓
走行メーター戻し 懲りない面々

私に・・・
「あそこの会社はひどいよね、メーターの10万の位の1を取っ払っちゃうんだから、戻しは3万km位までだよねー、うちなんか、実際は10万km超えの車は、 タイミングベルトは交換してるんだよ、良心的でしょ」

なんて、話かけられた事がありました。

私からすれば、どちらも同罪!と思います

では、一般人の皆さんがメーター戻しを見分けるにはどうするか?・・

長くなったので・・・
次回に続かせてもらいます。




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