オヤジギャグを織り交ぜて、お届けしておりますが・・・・・

話が反れてばっかりで、突っ込まれる前に、購入法に戻りたいと思います。

「何で変な車屋が、出来上がるか」
を、予備知識として、頭に入れてもらうと、後の話が理解し易いと思って、長々と説明してしまいました。

「走行距離を、ごまかしている車の見分け方」を、いくつか紹介して行きたいと思います。

よく、聞く話ですが、見分け方として、
「シートのヘタレ具合(シートの程度)」
「ステアリング(ハンドル)や シフトレバーの程度」
を、見ろ!
と言うのがありますが、確かにシートやハンドルがこすれて、ハゲていれば、相当使い込んでる目安にはなりますが、

悪い業者は、そんなバレバレな事はしません。


そんな車の距離を戻すときには、こすれて程度の悪い所は、
部品を交換してしまいますので、
見ただけでは分かりません。

ガセビアの沼に沈めましょう・・・・

もっとも、距離を戻す車は、走行が多いのにきれいな車を戻すんですよ。
その方が元手もかからず簡単でしょう?

では、一番分かりやすい整備記録簿の有る無しでの判別を、お教えしたいと思います。

最近、雑誌やネットで、整備記録簿の確認を推奨しているので
、 店頭で、確認されるお客さんが増えて、まともに商売している私の勤務先などは、 この傾向を喜んでおります。

しかし、私も店頭で接客すると、知ったかぶりのお客さんが多くて、笑っちゃう事もしばしばあります。

スタッフに「このお客さんには、きちっと説明しよう」と、思わせてみましょう・・・

まずは、車を見せてもらった時に、
さりげなくグローブボックスを開けてみましょう

整備記録簿が入っているか、確認しましょう。

入っていない場合は、

「整備記録簿は、有りますか?」
と、これもさり気なく言ってみましょう。

「あっ、ちょっと無いですね・・・・有った様な気がするんだけどなぁ・・・」
など、曖昧な返事をする店はちょっと疑ってみましょう、
また、店側は良いのだけど、応対したスタッフがテキトーor低レベルかも、知れません。

「記録簿があれば、メーター戻しなど見分けられるし、
前のオーナーさんの手入れの良し悪しが分かると、雑誌などで読んだもので・・・」
なんてことを、少しハニカミながら、質問してみましょう。
さらに、
「すいませんが、あまり車に詳しくないので、雑誌で読んでも、全部理解できなかったんです・・・教えてもらえませんか?」
なんて、お願いしてみましょう!
自動車屋のスタッフは、多少なりとも、車に詳しいと思っていますので、
喜んで説明してくれるでしょう。

悪い見本としては・・・
車内に記録簿が無くて
客「記録簿ないの?」
スタッフ「はい、残念ながら・・・(と説明を始める)」
(スタッフの説明をさえぎる様に)
客「じぁ、メーター戻してるかも知れないんですね、この車!」

なんて言ったら、スタッフに、情報に埋もれた頭でっかちな客と思われてしまいますよ!

スタッフの説明の良い例は、きちっとした態度で
「この車は、ディーラーより下取り車を仕入れまして、出所ははっきりしているのですが、 前のオーナーさんが、氏名など知られたくなかったのか、取り外してしまった様です」

なんて、具体的に話した場合は、不正はない と、かなり信じてOKです。
しかし残念ながら・・・
厳密に言えば、記録簿が無ければ走行距離を100パーセント証明は出来ないので、 見極めは慎重に・・・

通常は、メーター戻しをする業者は、
記録簿が有る場合は、処分しちゃうことが多いようです。

もちろん、現在のメーターより多い距離が記載された、整備記録があっては不正がバレてしまいますものね・・・・

次回は、もっと踏み込んで、記録簿がある場合でも、

記録簿までも改ざんされている事も少なくないので、

次回ウソの記録簿と戦ってみましょう!

これを知らないから、あなたは騙される!(記録簿編)
へ、つづく・・・




あなたのプチッが心の支え人気blogランキングへプチっとお願いします



←前の記事  次の記事→


↓TOPページ・目次
車屋の私がお客になったら?! どう買う?中古車購入法


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック