今回は、記録簿の中身についてお話します。
無事、保証書の不正がなかったからと言って安心出来ません。

ちょうどいい、見本の様な出来事が、2年位前にあったので紹介します。

私は、友人や親戚でも、必ず私から買ってほしいとは、
言わないし、思わない主義ですが、

相談は良く受けます。

今回も相談を受けました。

以前、私の友達が、ネットでほしい車を見つけて購入しました。
他県の業者に出向いての、購入です。

車は、フランス車
7年落ちで走行3万kmほどの車でした。

「ネットで見つけて買ったんだけど、大丈夫かどうか見てくれ!」
と、言われて、鑑定しました。




記録簿を見たところ、
新車の保証書には、名前も車体番号も記載されていません。
白紙でした。

整備の記録も細かく見たところ、新車1ヶ月無料点検の記録がありましたが、
整備者の欄に記入されていたのは、タウンページにも載っていない、
いかにも車屋らしいカタカナの名前がボールペンで書いてありました。

新車から6ヶ月無料点検は何も書いてありませんでした。

その他には、車検の時の記録が2枚ありました。

最初の車検(新車から3年目)の記録はありません。
あったのは、新車から、5年目の車検の記録と、
今回買った時の7年目の車検の記録です。

もちろん今回の整備記録は、私の友人が購入した会社が整備した記録です。
車検を入れてもらって購入したからです。

整備を行った者の氏名及び名称を記載する欄に、
社名の入ったゴム印が押してありました。

前後しますが、5年目の整備者の名称は、
輸入車の正規ディーラーの名前がボールペンで書かれていました。
もちろん実在する会社でした。

それぞれ記入されていた当時の距離も、現在のメーターの距離と矛盾はない距離でした。

しかし、それぞれの記録に、整備依頼者名(整備を依頼したお客さんの名前)が、記入されていませんでした。

現在は個人情報保護法により、お客さんの名前はハサミで切り取ってしまいますが、
当時はその様な必要も無く、記入すべき所に名前が書いていないだけでした。

そして、なにより、注目すべきは、
整備した会社が違うはずなのに、
「記入した字が、全て同じ」だったのです。

99パーセント偽造です。

残りの1パーセントは、偽造している所を、見たわけではないので・・・

私の推測するところ、
友人が買った中古車店が、
何も記入していない整備記録簿を入手して、

もっともらしい、整備記録簿を偽造したと思います。

その証拠に、一番最後まで字が同じと言うことは、
最後まで書くことの出来るのは、最後の人(売った人)しかいませんよね。

ご丁寧に、最後の記録には、自分の会社のゴム印まで押してるんですから・・・

せめて、別な字に見える様な、書き方をする、
努力ぐらいしたらどうでしょうか?
と、思いますが、
レベルが低いとしか思えません。

この会社は、今でも、タウンページに電話番号を載せているので、
普通に営業していると思われます。

だいたい無料の点検を、ディーラー以外で受けるわけないし、
自分の会社も整備工場の資格ももっていないのですから・・・

整備士の資格が無い人は、最低でも
ブレーキの整備をしては、ダメなんですよ。
無認可で、改造や、車検整備して、警察に捕まっている チューニングショップも、一時期全国的に、たくさん出ましたよ。

車に詳しくない人にこそ、読んでほしいと思っている、私のブログですから、
詳しい人は
「そんなの知ってるよ!」
なんて、竹刀をもって、桜塚やっくんの様につっこまないで下さいね・・・。

私の友達は、遠くまで出向いて、

走行距離の(かなり)あやしい車を、

整備の資格のない業者に、整備代金まで払って、

買ってきた訳です。

私は「何で見つけて、買ってきたの?」
と、質問してみました。

大人気の、ネットオークションで、見つけたそうです。

私もネットオークションは大好きなので、中古DVDなど、よく落札してます。
(楽しいですね)

友達の車は、オークション出品時は、個人として出品していたのだが、
問い合わせてみたら、車屋だったのだそうです。
(別にそれが悪いこととは思いませんが)

商談中の説明では、
以前は、弁護士の先生が乗っていたそうで、
お金持ちなので、何台も車を持っているので、
走行距離がすすまなかった、
という説明を、
私が鑑定した、記録簿を見せながら説明したそうです。

友達の好きなフランス車にも、すご詳しくて、
フレンドリーだが、礼儀正しい車屋だったとも言っていました。

私は、友達が「安く良いものが買えた」と喜んでいたので、

友達の
「どうだ?変なところは無かったろう?」との言葉に、

「うん。大丈夫だと思うよ」
と、明るく答えておきました。

その1年後に、私のところから、車を買うので、下取りして欲しいと言われ、
上記のことがあったので、査定するのに、ワザと友人の見ていないところで、
細かいところを、見ましたが、

サンルーフから、雨水が入ってフロアや、トランクに水がたまっていて、
電気の配線が、サビついていました。
また、いわいる事故車でもありました。
サビの状態を見ても、友達が購入したときには、すでに水が入っていたと思われます。

私も、以前に経験があったので、サンルーフからの水漏れとすぐ分かったのですが、
経験の無い人は、水漏れの原因をなかなか見つけられないと思います。
水漏れがイヤで、前のオーナーが手放したのだとも思います。

友達がガッカリすると思い、その事は言わずに、オークションで売れる位の値段で、下取りしてあげました。

下取車では、利益を出さずに、オークションに「走行不明車」として出品して、売ってしまいました。

また、悪い業者が落札して、だまして売っていないことを祈っています・・・・・

次回、「だからだまされた!車に詳しい・・・」に 

つづく・・・




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