「業者オークションから、(安い)手数料だけで落札します。」
が、お徳でない場合・・・・


前回は、落札した金額をごまかして利益を得るパターンを
紹介しました。

今回は、落札金額は、ごまかさず。
もらう利益も、手数料のみなのですが、
落札してもらったお客さんが、得をしない場合についてお話します。

「損をする」
と言っても良いのですが、
どちらかと言うと、
「得をしない」
の方がしっくりくると思いますので・・・

前回と矛盾しそうですが・・・・

中古車を業者オークションで落札すること自体は、
ボタンを押せば良いだけなので簡単ですが、

業者オークションから、
適正な価格(相場)で落札するのは、
結構難しいものだと思います。

なぜなら!

相場は常に動いていますし、
中古車には、厳密に言えば、同じものは無いからです。




私が、会社でお客さんにこの話をすると、
ほとんどの人が、こう言ってきます。
「えっ!年式と走行距離が同じなら値段も同じじゃないの?」

でも、厳密に言えば、走行距離が1km単位まで同じ車はほとんどないでしょうし、
キズの具合や、汚れ具合まで、考えれば、
同じ車はありえないのです。

私たちは、下取りや買取のときなどは、
その車に一番近い年式・グレード・色・車検の残り・その他・・・・
が、一番近くて、一番新しいデーターをみて、
最後は、経験からくる、カンで、金額を決めています。

「カンじゃな無くて、データーだよ!」
と、言う人もいるでしょう・・・
でも、たとえ1日前のデーターでも、
明日、同じ金額で落札される保証はないはずです・・・・

そこで、冒頭の
落札金額は、ごまかさず。
もらう利益も、手数料のみなのですが、
落札してもらったお客さんが、得をしない場合。
に、つながるのですが・・・・

私たち長く車で商売している者は、
適正価格(相場)以上では、落札しないものです。

中々物の少ない、稀少な車ならまだしも、
一般的な車なら、
その日のオークションで高くても、次の日や、別なオークション会場で
買えば良いだろう・・・
と判断するからです。

そこで、先に話をした、得をしない場合とは、
こんな場合です。
業者が、相場よりも高い金額で落札しても、
あらかじめ決めていた、手数料がもらえるので、
落札金額を、相場以上に上げて買ってしまった場合のことです。

その様に考えている業者が何人か同じ車を落札しようとすると、
ちょっとビックリする様な金額まで、上がってしまう事が多々あります。

相場に詳しくない業者や、修理工場さんなども参加していると、
中古車展示場で、売られている様な値段で落札されることも、
しばしば見受けられます・・・・

中古車を、業者オークションから仕入れるのにも、
かなりの知識と経験が必要だと思っています。

うちの社長などは、
今は、本当のプロではなく、半プロがいるからだ!
あんな値段で、落札して、お客さんにはいくらで売るんだろう?・・・

なんて、社長がねらっていた車が相場以上に、高値で買えなくて、
オークションから帰ってくると、よく言っていました。

今は、手数料のみもらう業者が、値段を上げているのを知っていて、

うちで、出品した車が高値で売れたりして、
喜んでいる事も最近は多いようですが・・・

全体的には、中古車市場が、乱れている、
と、嘆いております。


私も、業者同士が、自分の首を絞めていては、
長期的には、そういう事をする業者も
商売が行き詰ると思うのですが・・・

前回の落札価格を操作する業者も、後でお客さんにバレたら、
2度と、買ってもらえないでしょうし、

今回のパターンでも、後で、購入した値段が安く無いのが分かれば、
2度と、同じお客さんは来ないことでしょう・・・

分かっていても、目先の利益に走ってしまうのでしょうが・・・

お客さんの方も、業者オークションから、手数料のみで
買う場合には、リスクがあるのをお忘れなく・・・

でも、とにかく、安く買いたい!
買った後の整備は、自分の責任でやる!
と、言う方は、利用価値大!です。

詳しく相談に乗ってくれる、目利きな業者を選んで、
細かく打ち合わせて、信頼できる人に依頼しましょう。

代行業者が、増えてきた事で、
展示場を持つ車屋や、新車ディーラー系の中古車センターなどは、
差別化を、打ち出してきています。
次回へ続く・・・




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