前回から続いています。(6話目です)


この記事を始めて読む方は、


↓こちらから読んで下さい


中古車購入と、 クーリングオフ


キャンセル料狙いで、契約させたり・・・


予約という言葉で、契約させたり・・・


中古車購入の契約に関して・・・


中古車販売店が、(ワザと)説明をしなかったりする事などを・・・


詐欺で訴えればいいじゃん!


って、思う方もいると思います。


私も、若い頃はそう思っていましたし、詐欺(と思われる事)をしている悪い中古車販売店など、
捕まってしまえば良い・・・


と、思っています。


しかし、難しいハードルがあるのです・・・・




皆さん、(一般的に)詐欺だ!って言葉をよく使いますが・・・


私も、この仕事をしていて、
誰から疑いも無く、おじさんと言われる年になって、
色んな経験を重ねたので、現実を知ってしまった・・・
と、思える事がたくさんあります。


簡単に・・・詐欺にあったと言って、

警察に相談にいっても、


「はい、そうですか」


と、訴えを聞いてくれて、

警察が捜査を始めてくれたりはしません・・


(もちろん、全ての場合とは言いませんが・・・)


実際に経験したエピソードなのですが・・・
(私は匿名なので、私を特定されない為に、少しぼかした表現をお許し下さい)


5年以上前の話です。


知り合いSさんが、完全なメーター戻しの車をJ社という中古車販売店から買ってしまいました。


事故車でもありました。


しかも、J社は、メーター戻しも、事故も無い車だ と言って販売しました。


知り合いSさんは、キャンセルをJ社に要求しました。


意外な事に、すぐ応じてくれたJ社ですが、


Sさんに、J社のスタッフKが、こんな話を持ちかけてきました。


Sさんが以前から欲しがっていた(L)という車の掘り出し物がある・・・


普通なら、150万円する車なのだが、

直接売りたいと言う人がいるので、

110万円で買う事ができる・・・

と言う話でした。


Sさんが、J社にキャンセルを申し出た車に支払ったお金は、
70万円でした。


スタッフKは、Sさんに、とりあえず、10万円を支払ってくれれば、
車(L)を、持って来る・・・
と、約束して、10万円をSさんから受け取りました。


しかし、

2週間しても、車は来ませんでした。

Sさんは、スタッフKを問い詰めました。


すると・・・


Sさんは、当然J社から、車(L)を購入したものと思っていたのですが・・・
スタッフKが言うには、車(L)に事は、J社には、内緒の話だ、とのこと・・・


Sさんは、返金をせまりましたが・・・


スタッフKは、あと、10万円を車(L)の持ち主に支払えば、
明日にも、車(L)を持って来る・・・と繰り返すばかりです。


怒ったSさんでしたが・・・
スタッフKは、こう言ったのです。


「遅くなってしまって申し訳ないので、
追加10万円のうち、私が5万円を立替ますから、
5万円だけ、出してもらえませんか?」


この話に、Sさんは、しぶしぶながらも、
今までだしたお金が取り返せなくなるのを恐れて・・・
せめて、車を受け取っておく方が得策と考え、
5万円を支払ってしましました・・・・


もちろん、次の日にも車は来ません・・・


しかし、Sさんは、(私には)信じられない行動をしてしまうのです


スタッフKが、自分で立て替える分の5万円を支払えなかったから、車が来なかったのでは?
と、考え・・・


こともあろうか、スタッフKに、いくら払えば車が来るのか?
正直に話してみろ、と、持ちかけたのです。


最終的には、合計・・・40万円の現金を支払ってしまったSさんは、


その後、1ヶ月しても車を見る事すら出来ず・・・

それ以外にも、不審な点に気付き、
詐欺にあったのでは?


と、考えるようになり、色んな人に相談を持ちかけ始めました。


そして、ある人のアドバイスに従って、警察に詐欺だと訴えにいったのです


しかし・・・警察にこう言われたのです。


「その話が、詐欺だとしても、証拠はあるのですか?」


Sさんは、愕然としました。

警察に行けばすぐに捜査してもらえると思っていたので、相当ショックだったようです。


また、後から考えた不審な点・・・


キャンセルした時の70万円はどうなってしまったのか?
と、言うことにも気付き始めました。


当初は、J社が、車(L)の支払いに充てたものと考えていましたが・・・
Kが言うには、J社には内緒の話・・・とのこと、


J社が、Kに、自分のキャンセルしたお金を払うのはつじつまが合わない・・・と気付きました。


最初からJ社と、Kが、ぐるになって、自分がはめられた・・・
そう考えるようになってきました。


その後・・・知人を通じて、私に相談してきたのですが・・・


私が提案したのは、スタッフKに、公的文書で借用書を書かせ、
毎月少しづつでも、返済させる方法を提案しました。


最終的には、2年かけて90万円まで、返済させて、Sさんはあきらめたそうです・・・
(もう、Kは、どこにいるのかも分からなくなってしまったそうです)


なぜ?警察は証拠をSさんに求めて、捜査してくれなかったのでしょうか?


(注) ここからは、私の個人的な考えです。
私は親戚に、弁護士がいるので、時々相談を持ちかけます。
しっかり、お金は取られるので、親戚であるメリットはあまりありませんが、
気軽に(お金を払って)相談しています。
別の件で、相談した時に、時間が余ればついでに仕事の事も相談しています。
この件も、親戚の弁護士に相談した時の見解と、私の記憶から
お話します



それ(親戚の弁護士)によると・・・


スタッフKが、最初から車(L)が無いのに代金を要求していたのなら、
もちろん詐欺にあたる・・・との事・・・


しかし、車が最初から無くでも、裁判になった時に、どこからか、一時的に、車を借りてきて、 その車が商談しっていた車だ、と、主張れたら、詐欺を立件するのは難しい・・・との話でした。


中古車販売店のスタッフであるKが、車を見つけてくるのは簡単なこと・・・


したがって、警察は動かなかったのでは?

との、(親戚の弁護士の)見解でした。


本当のところを知ると思われる(Kに近い人物)人から、後で聞いた事なのですが・・・


車(L)は、実在し、110万円で売れる話も本当にあった話だったのですが・・・


車(L)の持ち主が、もっと高く買ってもいい という人に、先に売ってしまったのが事の発端でした。


Kは、車(L)の持ち主に、お金を持って行く前に、パチンコをして負けてしまい、
お金を数日・・・車(L)の持ち主に支払えなかった為に、
後からの、高く買う人に売られてしましました。


すぐに、似たような車を探そうとしたKですが、
お金は少なくなってしまっていて、
愚かなことに、パチンコで取り戻そうとして、次々に預かったお金を減らして行き・・・


この結果になってしまいました。


キャンセルした70万円は、Kが、J社の社長に、
自分が、Sさんにお金を戻しに来るように言われたので、支払って来る・・・


と言って、J社から、70万円を受け取っていたのです。


当然・・・横領になるのですが、


Sさんは、Kに言われるまま・・・


70万円の領収書も書いてしまっていて・・・・


私も、「・・・・・。」と、無言になってしまいました。


Sさんは、高い授業料を支払った結果になってしましました。


この様な騙しにあってしまう人は、少ないと思いますが・・・


詐欺と言うのは、(証拠がないと)騙された人の方が不利になってしまう場合が少なくないと(私は)思います。


騙される前の、防衛こそが、あなたを守ってくれるのです。


少しでも、知識を多く持って下さい。

あなたの知識を増やすお手伝いに、このサイトが役立てば・・・
そんな気持ちで、サイト運営しております・・・・。


※この記事を読んで・・・中古車の購入におびえないで下さいね。
極端な例を取り上げているだけです。
(私が)皆さんに伝えたいのは、色んな中古車販売店がありますし、
皆さんに知識が無い事で、中古車の購入を失敗して欲しくないので、色んな例を紹介しているだけですから・・・






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