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輸入車は、こう考えて、乗りましょう

前回の・・・

輸入車を故障させない為に知る、 日本車との違いとは?

から、続いております。

たとえば・・・
取扱説明書や、整備マニュアルに、
「タイミングベルトは10万kmごとに、行なって下さい」
と、書いてある車があります。
日本車なら、よほどの事がない限り・・・
10万kmまで、タイミングベルトは切れないでしょう・・・

しかし、
輸入車の場合・・・
3万kmでも、タイミングベルトは切れてしまう事が(多く)あります
これは、どういう事なのでしょう?・・・

ここからの続きをお話して行きます



輸入車の場合は、
たとえ、10万km以前でも、タイミングベルトの状態が悪ければ、
交換するのがあたりまえ・・・
という考えから、車を製造していると(私は)思います

ですから、

輸入車の場合、

タイミングベルトの劣化があったのなら・・・
たとえ

10万km以前でも、

交換しなければなりません。

ですが、日本車の場合は、10万kmで交換するようにと表記している以上
たとえ、10年以上経過している車でも、ベルトに劣化があった場合でも、
10万kmまで、交換しないユーザーがいる事も想定し、

タイミングベルトは

10万kmまで切れない事を前提に・・・

と、そこまで、考えて作られているのが、(最近の)日本車である
と、(私は)思うのです。

昔(15年程前まで)の日本車は、今や性能の良さで知られる
世界のトヨタの車でも、
10万km前でも、タイミングベルトが切れてしまう車も少なくありませんでした
しかし、当時のユーザーは、タイミングベルトの状態をみて、
10万km以前でも、整備工場のアドバイスに従って、交換する人が多かったと
(私は)当時を思い出します。

最近のお客さんとのやりとりで、
車検を受けたまわった時などに、、
10万km以前だが、状態が悪いので
タイミングベルトの交換を勧めると・・・
8割以上のお客さんが10万kmまで交換しないと
言ってきます

幸いな事に、
私のお客さんの中で、
10万km以前にタイミングベルトが切れた人は
まだ・・いません・・・

しかし、5年ほど前にこんな事がありました。
私が仲良くしている整備工場で、お茶を飲んで雑談していた時・・

付近を走行していて、突然車が動かなくなったと、
若い大学生風の2人組みが助けを求めて来ました。

整備士の人と一緒に、整備工場まで、(私も)車を押して来て、
車の状態を見てみると・・・

タイミングベルトが切れていました。

車はフィアットパンダで、走行メーターを見ると5万kmです。

車の持ち主に、事情を聞いてみると、
車は1ヶ月ほど前に、
常時200台ほど展示している
私の地元では有名な中古車販売店から買ったとの事でした。

「タイミングベルトは交換して貰わなかったの?」
と、聞いた所・・・
「タイミングベルトの交換は10万km毎なので、
5万kmでは、交換の必要は無いから・・・」
と、言われた。との事でした。

整備士の人は、
「えーっ、パンダだったら、車検ごとか、3〜4万km前に交換するのが
普通のはずだけど・・・」
と、言って、仲間の外車に詳しい整備士に電話を掛けて確認しました。
やはり、その通り、タイミングベルトは10万kmまで、持たないとの話でした。

そして、整備工場の社長が・・・
フィアットパンダの整備要項にも、3〜4万kmで交換するように書いてあるはずだ。
と、言って、取扱説明書と、整備手帳を開いてみました。

すると・・・
タイミングベルトは、10万kmごとに交換
と、書いてあり、
一同???と、なりました・・・・。

では・・・この車はメーターが戻っているのか?
と、記録簿を調べてみると、
走行は5万kmで間違いありませんでした。

じゃあ・・・10万kmごとの交換で大丈夫と書いてある車なのに、
何で、タイミングベルトが切れたのか?・・・

もう一度、
外車に詳しい整備士に電話を掛けて確認しました。
すると・・・

10万kmごとに、って書いてあるけど・・・

ベルトの状態を確認して、劣化がある場合は

その限りではありません

って、書いてあるでしょ!
それは、10万kmまで交換しなくて良いんじゃなくて、
ベルトを確認して、
交換の必要があれば交換しなさいって意味なんだよ!
そして、ベルトの状態が悪くなくても、10万kmになったら、
必ず交換しなさいって事なんだよ!

って教えてくれました。

そして、電話の最後に・・・

日本車と同じ様に、

日本人の感覚で乗ってはダメだよ

と、言われちゃいました・・・。

私は・・・

その後・・・
輸入車の整備を頼まれた時に、
タイミングベルトの交換が10万km以前でも必要な場合で、
お客さんが、タイミングベルトの交換を拒んだ時に、
このエピソードをお話して、
それでも、交換しないと言うお客さんには、
ベルトが切れた場合でも、一切責任は持ちません・・・と、
お話して、仕事を受けたまわる様にしています。

私が仲良くさせてもらっている、別の整備工場
(ヨーロッパ車を主に取り扱っている)
では、

その、整備工場の車置き場に、
外装がそっくりキレイな車が常に何台か置きっぱなしになっています。

ほとんどが、タイミングベルトが切れた車で・・・

そこの工場のオヤジさんは、
「タイミングベルトを交換しないと切れちゃうよ!って、言うんだけど・・・
いう事が聞けないんだよな・・・かわいそうな車達・・・・」
と・・・・

タイミングベルトの交換を勧めても
交換しないお客さんの事を嘆いておられました・・・。
(ベルトを切った後の修理代が高額なのに驚いて、修理できずに置きっ放し
になっているのでした・・・、)

今回のまとめ

輸入車は、壊れやすいのではなく、
日本車と比べると、消耗品の消耗が早かったり
点検をマメに行なわなければいけない面があります。
それを、理解すれば、怖いモノではありません。

信頼できる、外車に詳しい整備工場のアドバイスに従って
整備を怠らなければ、そんなに壊れる物では無い・・・
と、(私は)思います




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