前回より続いています


この話題を初めから読む場合は
ローダウン今さら聞けない専門用語からどうぞ


前回紹介したローダウンの方法は
あまりにも低レベルだったかも知れません


しかし・・・現在でも全くない事ではないので
皆さんに注意してもらう為に、一応紹介しておきました。


今回は・・・


この方法でローダウンしている車が多いので・・・


ローダウンしたばかりには不具合は出ないのですが


後々・・・別な所も含めて不具合が出て来るので・・・


出来れば購入は避けておいた方が良いと(私は)思うので
紹介して行きたいと思います




まず・・・知っておいて頂きたいので
写真を見てください


車の車高を決めている・・・(車体とタイヤをつないで支えている)
いわゆる、足回りとは・・・


サスペンションというバネと
ショックアブソーバーという
どちらも伸び縮みする部品でできています
(貨物車などには板バネというモノを使用していますがここでは省略)


サスペンションは



このようなモノで


ショックアブソーバーとは



このようなモノです


写真をクリックするともっと詳しい説明ページへジャンプします


この、2つの部品のうちの
サスペンションというバネをローダウン仕様のモノへ交換すると
とりあえず、車高は下がります


しかし・・・このサスペンションのみを交換すると・・・
ショックアブソーバーに負担が掛かってしまうのです。


元々のショックアブソーバーは、元々のサスペンションの性能に合わせて
作られています。


そこへ、ストロークの短い車高の下がるサス(バネ)を付ける事は
過剰な負担がショックアブソーバー側に掛かる訳です


本当にレースに使用する本格的なモノや、
レース用の足回りを作っているメーカーが
一般に使用できるモノを販売している場合でも、


必ず、ショックとサスを


一緒に交換するように勧めています


また、同じメーカーの推奨商品を使用しないと十分な性能を発揮できない商品もあります。


もちろん、新車でローダウン仕様を
メーカーが販売する場合は・・・
ショックもサスも、性能の面、強度の面でも
問題のないモノを使用しています


ですから・・・前のオーナーがショックとサスの両方を、相性の良い性能の良い
モノに交換していれば・・・問題が無いどころか・・・
味わい深い走りを体感できると思いますが・・・


ただ、車高が下がれば良い・・・
と、言ったノリで・・・ショックを交換せずに、
車高を下げるだけのサスペンションを入れている中古車を買ってしまうと・・・


後に、ショックアブソーバーのみならず、サスペンション、またその付近の部品を
交換しなければならなくなったり・・・


ホイールアライメントがくるってしまい・・・
数万円の調整代が掛かってしまう可能性が高くなってしまいます


セコく・・・安く・・・車高を下げようと考える人は・・・
粗悪な無名メーカーのサスを使用している可能性が高く・・・
後で泣きを見る可能性がありますので・・・


この点も、前回紹介した方法で・・・きちんと確認して
納得してから中古車を買うようにしましょう





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