前回から続いております。
前回はこちら→詐欺のような修理?

車検を通すには、30万円ほど掛かるので
買い換えを勧めていたお客様から、
トヨタのディーラーで修理をしたので、何も整備をせずに、車検が通るので
車検だけを依頼された私でしたが・・・


実際に車を確認して見ると、修理の必要な箇所が多々あり・・・


ディーラーがウソを言うはずがない・・・と思い
どの様な経過をたどったのか?ディーラーを訪ねてみました・・・




・修理を勧めたのは・・・


修理を行ったトヨタのディーラーを訪ね・・・
伝票に記載されていた担当者と話をしてみると・・・意外な答えが・・・


それは、修理へ車を持ち込んだのは、お客様本人ではなく、
別の人物だったのです。


その場で、お客様へ携帯電話で確認をしてみると・・・
以前にディーラーで仕事をしていた・・・(と言う)知り合いに頼んだ・・・と、言うのです。


その人物が、
「車屋(私の事)は、車を売りたいから、ウソを言ってくる・・・
自分は、ディーラーに顔がきくから、安く修理をしてあげるよ・・」
と、修理を勧めてきたので、頼んだ・・・とのことでした

しかし・・・


・ディーラーの話では・・・


電話を切った私は、そのことをディーラーの担当者に聞いてみました。


すると・・・
その担当者は、その車のことも、修理に持ち込んだ人の事も
よく覚えている・・・と、言ってきました。


ディーラーに顔がきく・・・人なのですから・・・
元、従業員かなんかで、顔見知りなので覚えているのか?
と、思ったのですが・・・


ディーラーの担当者から出たのは、意外な話でした。


・修理を勧めた人物は・・・


その人物を覚えていたのは・・・


顔見知りだからではなかったのです・・・。


担当者も、他のスタッフ(30年ほど勤務している人)も、
その人の事は、全く知らない・・・と言うのです。


では?何で覚えていたのか?・・・それは・・・


・覚えていた理由は・・・


その理由は・・・


車の状態がひどかったので、修理しないほうが良いと勧めたのにもかかわらず・・・
修理を依頼してきたので、印象に残っていた・・・との話でした。


ディーラーの担当者は・・・
ブレーキの音を小さくする修理は意味のない事・・・
その人が依頼したオイル漏れだけを修理しても車検は通らない事・・・
車検の期限が迫っていて、車検を通すのにはかなりの修理代が掛かること・・・
修理せずに、車を買い替えた方が良いこと・・・


などを、詳しく説明したそうです・・・。


しかし、その人は・・・
指定した箇所だけを修理するようにと、しつこかったので・・・
仕方なく修理をした・・・との事、
意味のない修理をするなんて、変な人だなぁ・・・と、思ったので良く覚えていたそうです。


・その人物の目的は・・・


なるほど・・・と、思った私でした。


あの車の状態で、ディーラーが車検が通ると言うはずがない・・・と、
思った通りでした。


しかし・・・その人物は、何者なのでしょうか?


なの目的で?・・・


その答えはすぐ出ました。


ディーラーの担当者が、気付いてくれました。


お客さんが持っていた伝票と、ディーラーにあった伝票の控えが、
異なる内容だったのです。


伝票は見積り書の控えで・・・
実際の修理は、見積よりも少ないモノで・・・
差額を、ふところに入れていたようです。


総額の部分が切り取られていた伝票もありました。


つづく・・・・





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