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中古車販売店の経費を考える…

皆さんこんにちは、
当サイト管理人のcarsutaです。

今年(2016年)の夏は、
大きな台風が上陸して、ずいぶん被害が出ていますね。

今も、台風12号が近づいています。

これまでの台風で被害にあわれた方々、
私などには何も出来ませんが、心よりお見舞い申し上げます。

どうか皆様、お気を付け下さい。

前回の記事「中古車販売店の利益は、なぜ批判されるのか?を考える
は、いかがだったでしょうか?

今回は、
引き続き・・・中古車販売店の利益(儲け)についてお話ししていきます。


中古車販売店の立場から・・・

中古車販売店は、
仕入れ値に2〜30万円の利益を上乗せする、
あくどい商売・・・と批判される事が多いのですが・・・

これを、
中古車販売店の立場から見てみましょう。

安くは売れない・・・

そんな事情が見えてくると思います。

しかし、中古車販売店を擁護するために
この記事を書くのではありません。

中古車販売店の裏側を知ることで、
一般客の皆さんに、お得な購入法を実践して欲しいのです。

また、
悪い中古車店にだまされない為にも、知っておいて欲しい情報でもあります。

オークションでの落札価格が仕入れ原価では無い・・・

業者オークションでの落札価格は、
オークション会員規約で、禁止されていますが、

超規模な中古車販売店や、
オークション代行業を中心に、
落札価格を一般のお客さんに見せる業者もいます。

当サイト読者の方々の中にも、
見た事がある人も少なくないと思います。

ここで注意!
本当の落札価格では無く、
利益を足した価格をお客さんに見せている場合が多々あります。
お客さんに見せても良い画面を表示する・・・
そんなPCソフトが普及しています。

当然・・・その落札価格が、
中古車販売店の仕入れ原価になるかと思うでしょうが、

そうではありません。

落札価格の他に、
必ず必要な経費があるのです。

それは、
オークション会場へ支払う「落札手数料」という物です。

これに、オークション会場から中古車販売店へ
落札した車両を運ぶ経費も掛かります。

その金額は、
オークション会場によっても差がありますし、
車両の運搬方法によっても変って来ます。

目安としては・・・
2万円〜4万円ほどと思って良いでしょう。

うちの会社は、自社で車両を運ぶので、
運送費は掛かっていない・・・と、反論する業者もあるでしょうが、

車検が残っている車両を自分で運転して来たとしても、
その時間の給料はタダではないでしょうし、
ガソリン代も掛かっていますので、経費は必ず発生しているとして、
お話ししています。

ですから、
一万円で落札した車両であっても、
中古車販売店に到着した時点で、

仕入れ価格は、3万円〜5万円ほどになってしまう事になります。

仕入れ価格以外に掛かる経費は?

それでも・・・
利益を取りすぎだ!

と、思われる方が多い事だと思いますので、

続いて・・・
更なる経費が掛かっている事を説明します。

それは、
店舗を運営していく為の経費です。

まずは、店舗の維持費です。

中古車販売店の規模によりますが・・・

賃貸物件ならば、家賃。
所有物件でも、ローンを組んでいるなら、
その支払いが掛かります。

また、
展示場のメンテナンスにもお金が掛かります。

アスファルトや、展示場を照らす電球であったり、
華やかな旗などの飾り物にも経費が掛かっています。

次に・・・
従業員の給料が掛かりますね。

これが、中古車販売店にとって、
最も頭の痛い経費と言えます。

営業をするスタッフはもちろん、
事務員も必要ですし・・・

整備工場を併設していれば、
整備士の給料も必要になってしまいます。

さらに、
広告をしていれば、TV・ラジオ・・・
Gooやカーセンサーなどの雑誌、新聞や折り込み広告・・・

様々な経費が掛かっています。

経費の全ては・・・

経費として、
代表的な物を挙げましたが・・・

その他の経費も含めて・・・

全ての経費は、
基本的に、中古車を販売する事で賄わなければなりません。

車検や修理などでも利益は出ますが、
基本的には、中古車を販売する事で、
その経費の元をとる様に運営しています。

ですから・・・

中古車販売店からしてみれば、

仕入れ価格に2〜30万円の利益を上乗せしても、
それが全て、手元に残る訳ではないのです。

今回のまとめ

今回、紹介した経費については・・・

一般ユーザーの皆さんの中にも、
ご存じだった方が多いかと思います。

中古車販売というビジネスに限らず、

全ての商売で、
同じ事をしているからです。

何も、
中古車販売店が特殊な訳ではありません。

前回にもお話したとおり、
販売している商品の、ほとんど全てが、
一般ユーザーが手放した車である事・・・

その事は、
確かに特殊でありますが・・・

普通のビジネスと照らし合わせれば・・・

仕入れ価格に経費と利益を乗せているだけで、

あくどい事をしている訳ではないのです。

でも・・・

こんな話で、終わってしまっては、
当サイトを訪問して下さった皆さんに怒られてしまいますね。

車屋の私が、お客になったら・・・
というのがテーマのサイトです。

今回の話は、
説明しなくても良かったのかも知れません。

しかし、
説明しておかなければ、
誤解を招くのでは?と思いましたので、

説明させて頂きました。

では・・・

次回に、
中古車販売店ならではの、更なる事情をお話して行きたいと思います。





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