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仕入れから販売の間にある、中古車販売店の事情

中古車販売店の事情

9月に入って、
少しは暑さも和らいだと感じる今日この頃ですが、

皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

こんにちは!
当サイト「車屋の私がお客になったら?」管理人のcarsutaです。

前回の記事「中古車販売店の経費を考える…
は、チェックして頂けたでしょうか?

中古車販売店の利益は、なぜ批判されるのか?を考える
からの続き記事でした。

今回も、引き続き・・・
中古車販売店の事情についてお話しして行きたいと思います。


中古車販売店の立場から・・・

前回は、
オークションの落札料、輸送費、
店舗の維持費や人件費などの、

中古車販売店の経費についてお話しました。

今回は・・・

前回にお話した経費以外について
お話します。

商品にするための経費?

皆さんは
仕入れから展示まで・・・中古車販売の流れを、どの様に想像していますか?

  1. オークションから仕入れる
  2. 展示場まで運ぶ
  3. 値段を付けて展示する

と、想像している方が多い事と思います。

間違ってはいないのですが・・・

上記1〜2の間に、
お金が掛かる事があるのです。

それは、「商品化するための経費」なのです。

中古の車だから・・・

中古車はその名の通り、
「中古(品)」です。

以前に、誰かが使った品物です。

キズがあったり、故障があったり、
汚れていたり・・・する訳です。

これを、綺麗な状態にしてから、
展示場で展示するのです。

そうする為には、もちろんお金がかかります。

異論はあるでしょうが、現実は・・・

そう言ってしまうと、異論が出る事と思います・・・

「うちは、そのまま飾れる(オークションの)評価点が高い車しか仕入れないよ!」
と言う業者もいるでしょうし、

自分が買った中古車販売店に、
そう言われて信じているお客さんも多い事でしょう。

確かに、
なんの手も加えないで展示出来る車両もあります。

しかし・・・
オークション会場では、
手を加える必要がある車両の方が圧倒的に多く、

そんな車が、沢山落札されているのが現実です。

オークション会場で、
キズがあったり、故障などの不具合があったり、
内装が汚れている車両が沢山落札されているのに・・・

中古車販売店に飾られている車は、
キズも無く、内装も綺麗な車ばかりですから・・・

落札した中古車店が、
手を加えて商品化している事が分ると思います。

「うちは内装のクリーニングを社員にやらせているから、お金は掛かっていない」
と言う中古車店もあるでしょうが・・・
(私の知り合いにも、そう言う業者がいます)
クリーニングをしている時間も、従業員に給料が発生しているはずですからタダでは無いですよね。

なぜ修理が必要な車両を仕入れるのか?その理由・・・

では?
なぜ、鈑金塗装やクリーニングが必要な車両を仕入れるのか?

全ての中古車販売店が、
手を加える必要の無い車両だけを仕入れれば良いと思う方もいるでしょう。

もちろん理由があります。

例えば、
バンパーのみに大きなキズがある車両が、オークションに出品されていたとします。

バンパーを交換するだけで、商品化が可能だと
中古車販売店の仕入れ担当者が判断したとします。

バンパーの仕入れはどの位で、
取付費用や塗装費用などの概算を計算します。

また、交換しないで鈑金塗装が出来ないか?も、
考えてみます。

そして、同じ車種で同じ年式、走行距離の車両が、
どの位で落札されているか?相場を調べます。

例えば、100万円が落札相場だとします。

バンパーの修理代が、鈑金塗装が可能ならば5万円、
交換したとしても10万円で済むとしたなら・・・

90万円以下で買えれば、
相場より安く落札出来る事になります。

なので仕入れ担当者は、
90万円までセリに参加する訳です。

大きなキズなので、
修理したくない業者はセリに参加しないでしょう。

セリの参加人数が少なければ、
落札価格が安くなるパターンが多数を占めます。

90万円よりも、
安く落札するケースも少なくありません。

それに、中古車販売店は、
修理業者と提携している事もあり、

一般のお客さんより、
安い値段で修理が可能な事も理由になっています。

1万円で仕入れた中古車なら・・・

そんな理由があって、
事故車を仕入れ、修理して販売する業者もいる訳です・・・

ここで言う「事故車」とは?
フレームまで修理が必要になってしまった車両を言っています。
例に挙げたバンパのみを修理した車両は「事故車」にはなりません。

故障の場合も、クリーニングの場合も、
同様に考えて下さい。

故障がある場合は、その修理代、
汚れがある場合は、キレイにするクリーニング代・・・

それらの費用を考慮して、
中古車販売店はオークションから仕入れているのです。

仕入れ価格に2〜30万円の利益を上乗せしても、
それが全て、手元に残る訳ではないのです。

ネットなどで、
一万円で仕入れた車に2〜30万円の利益が乗せられている・・・

という批判話がありますが・・

一万円で仕入れた車両などは、
程度が悪い事が想像されます。

鈑金塗装や、修理、クリーニングなどにお金を掛けてから、
商品として展示されている・・・と言う場合がほとんどだと思います。

今回のまとめ

今回で、
この話は3回目になります。

振り返ってみてみると・・・

オークションでの落札価格に

オークション落札料
車両の輸送費(陸送費)
会社の維持費や人件費、広告費など・・・

それに、今回お話した、
商品化するための費用・・・

鈑金塗装や修理代、クリーニング代・・・

などが掛かっているのです。

どうでしょうか?・・・

でも、
これだけが、

中古車販売店が
2〜30万円の利益を取っている(と言うか、取らざるを得ない)
理由では無いのです。

一般のお客さんは、
あまり知らないであろう・・・

私が、今回・・・
一番話したかった理由について・・・

次回・・・
お話しさせて下さい。






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