TOP > 間違いだらけのメンテナンス > フラッシングは必要?

間違いだらけのメンテナンス ]

フラッシングは必要?

オイル交換

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

当サイトへご訪問ありがとうございます。
管理人の「carsuta」です。

今回は、時事のあいさつを省略し、
お話しを進めてみようと思います。



今回のお話しは、
先日、お客さんから質問された事・・・

「エンジンのフラッシングは、した方が良いのか?」

について、長年、自動車に関わって来た立場から、
実体験を元に、お話しさせて頂きたいと思います。

フラッシングとは?

女性や年配の方にも分りやすく・・・
が、モットーな当サイトですから、基本的な事を(一応)聞いておきます。

そもそも皆さんは、「エンジンのフラッシング」
という言葉の意味をご存じでしょうか?

「エンジンのフラッシング」とは、
エンジンオイルを交換するときに、「フラッシング剤」という物を入れて、
内部の汚れを落とそうとする作業を言います。

ガソリンスタンドや、カー用品店などで、
勧められることが多いと思います。

フラッシングは、行って良い場合と、そうでない場合がある

勧められるままにフラッシングをしていた人も、
これからフラッシングをしようと考えているかたも、

また、
これから、フラッシングを勧められたらどうするか?
備えておきたい方にも・・・

私の経験からのお話しをさせて下さい。

「フラッシング」は、
行った方が良い場合と、
行ってはいけない場合があるので注意してほしいのです。

フラッシングをした方が良い場合は・・・

フラッシングを行った方が良いケースは、

エンジンオイルが、過度に汚れている場合です。

目安としては、
エンジンオイルの交換時期を1〜2回ほど逃してしまった時が良いと思います。

フラッシングをする必要が無い場合

次は、
フラッシングの必要が無い場合です。

エンジンオイルの交換を、きちんと行っていた場合は、
フラッシングの必要はありません。

「フラッシング」は、
エンジン内部の汚れを落とす物ですから、

汚れていなければ、必要のない作業です。

それに、
多少の汚れならば、オイル交換をしただけで、
オイルはキレイになります。

不必要なフラッシングは要らないと覚えておいて下さい。

フラッシングを絶対に行わない方が良い場合


次に、
フラッシングを絶対に行わない方が良いケースについてお話しします。

それは、
長期にわたってオイル交換をしていなかった場合です。

長期間オイル交換をしていないと、
エンジン内部には、劣化して固くなったオイルや、
カスが溜まっています。

オイル交換をしていないと、
パッキン類も固くなってしまいます。

そのカスが、
固くなったパッキン類などに付着し、

悪い事に、パッキンの役目も果たしてしまうのです。

この点について、異論もあるかと思います。
説明については、メカに詳しくない人にも分るように、
イメージしやすい表現を使わさせて頂きました。

固くなってしまったパッキンを補うかのように、
カスが隙間を埋めて、
エンジンが機能している状態の車に、

フラッシングを行ってしまうと、
カスが取れてしまい、隙間が出来てしまう可能性があるのです。

パッキンの役目をしていたカスが取れてしまうと、
エンジンにガタが出来て・・・

それはビックリするような
大きな音が出てしまします。

また、隙間からガソリンを燃やす部分に、
オイルが入り燃えてしまうことで、

オイルが減ってしまう事になります。

エンジン内部がひどく汚れている場合、どうするか?

この事は、
私が実際に何度か体験した事実に基づいてお話ししています。

エンジンオイルを何年も交換しないで、
フラッシングを行い、

修理を依頼されたケースを見てきています。

何年もエンジンオイルを交換していない場合は、
絶対にフラッシングを行わないで下さい。

では、
そうなってしまったら、どうすれば良いのか?

参考までに紹介しておきます。

何年もオイル交換を行わず、
エンジンオイルがひどく汚れている場合は、

オイル交換時に、
いちど安いエンジンオイルを規定の半量ほど入れて、
エンジンを数分間廻し・・・

その後、規定量のオイルを入れる。

という方法が良いと思います。

フラッシング剤で洗浄するのではなく、
エンジンオイルで、洗浄するのです。

必要に応じて、何回か繰り返すのも良いでしょう。

また、時間とスペースがあるのなら、
エンジンオイルを抜いた状態で数時間放置するのも良い方法です。

汚いオイルを、時間を掛けて抜ききってしまうのが目的です。

まとめ

今回の話はいかがだったでしょうか?

是非、参考にして頂いて、
不必要なフラッシングは行わない様にしましょう。

ちなみに・・・

ガソリンスタンドやカー用品店などで、
フラッシングを勧められて、エンジンに不具合が出た場合でも、

オイル交換を怠った事が原因なら、
責任を取ってもらう事は出来ない事がほとんどでしょう。

原因が、フラッシングにあるのではなく、
オイル交換をしなかった事にあるのですから・・・







あなたのポチッが心の支え人気blogランキングへポチっとお願いします






自動車整備工場から中古車を買う…という選択 ←前の記事 

次の記事→



↓TOPページ・目次
車屋の私がお客になったら?! どう買う?中古車購入法





この記事へのトラックバックURL

コメント投稿フォーム